さぁ道具も揃えたしいよいよDTMにチャレンジ!
そこで次にぶつかるのは「用語の壁」ではないでしょうか。
「DAWってなに…?」「シンセサイザーって…?」
DTMの用語ってアルファベットやカタカナが多くて馴染みがないんですよね。
こんな感じでお困りの方のために、知っておきたい用語集を作りました。
思いついたら随時追加予定で、多くなってきたら何ページかにわけて作ります。
これで少しでもDTM単語アレルギーを解消できれば幸いです!
目次
DTM用語
BPM
Beat Per minuteの略で、曲のスピードを表します。
1分間のうちに何回拍があるかで表記します。
(例:1分間に90回の拍がある場合は「BPM90」という)
数字が小さければ小さいほどゆっくりで、大きければ多いほど早い曲になります。
作曲をする際は、テクニックとして例えば「BPM90」で曲を作りたいとしても、倍速の「BPM180」に設定し、そのメトロノームに合わせて作った方がやりやすい場合もあります。
DAW
Digital Audio Workstationの頭文字をとったもの。
パソコンやスマホで音楽を作るためのソフトのことです。
Macを使っている方はGarageBandなど無料のものもありますが、オーディオインターフェースなどDTM機材を買うと、お試し用が無料ダウンロードできるものがついてくることもあります。
プラグイン
別付けでDAWに追加する機能のこと。
DAWに音を取り込んだり、DAWに最初から入っている音でも十分できますが、やっていくうちに「この音をもっとこうしたい…」みたいなことが出てきます。
そんな時にプラグインで機能や機材を追加して、自分好みの音を作ることができます。
初心者向けで無料のものもあるので、また別の記事で紹介させていただきます。
MIDI
Musical Instrument Digital Interfaceの頭文字をとったもの。
楽器やパソコン、音楽機器同士で演奏データをやり取りするための規格(情報)のことです。
MIDIは「音」そのものではなく、「どの音を、どれくらいの強さで、どのくらいの長さで弾いたか」などの演奏情報を記録・送信するためのデータです。
信号と思っていただいた方がピンとくるかもしれません。
オーディオインターフェイス
音楽を作る時に使うもの(パソコンやスマホ、タブレットなど)と楽器やマイク、レコードプレーヤーなど音が出るものを繋ぐ機械のこと。
これを使うことで外部から音を取り込んだり、取り込みたい音をよりクリアにして取り込むことができます。
初心者向けの詳細はこちらで解説をしております。
トラック
音のパートごとの箱を意味します。
例えばドラムだと「ドラムトラック」、ベースだと「ベーストラック」があり、そのトラックの中にはそれぞれ音が入っています。
このトラックがいくつも組み合わさって曲ができているというわけです。
コード
和音のこと。(ド、ミ、ソを同時に鳴らすなど)
組み合わせによって曲の雰囲気が決まってきます。
コード(和音)の組み合わせを「コード進行」といい、一般に商用として流通している曲でもたくさん使われております。
エフェクト
音を変化させる効果のこと。
すでにある音を加工して、全然別の音を作り出すために使います。
リバーブとかディレイとかいろいろありますが、エフェクトの種類は別の記事でまとめ予定ですので少しお待ちください。
シンセサイザー
電子的に音を作り出す機械のこと。(略して「シンセ」と呼ぶことが多いです)
楽器だと自ら弾いて音を作りますが、シンセサイザーは電子信号を使って音を作り出すので、楽器の演奏ではなかなか作り出せない音を作り出せるのが最大の特徴です。
「ソフトシンセ」と「ハードシンセ」の2つがあり、ソフトはパソコン上のもので、ハードは機材タイプのものがあります。
サンプリング
すでにある音源から音を拝借すること。
特にHIPHOPではこの手法が広まっており、サンプリングを通じて作られた曲もたくさんあります。
(商用の場合は著作権に注意が必要です)
例:レコードからドラムの音をサンプリングする。
クオンタイズ
音のタイミングを自動修正してくれる機能のこと。
特にリズムに合わせてキーボードで打ち込んだりしていると、初心者ではなかなかタイミングが合わなかったりします。
そういった時に自動でピタッと合わせてくれる大変ありがたい機能です。
ただあんまり使いすぎると、あまりにも綺麗に一定で機械的に聴こえてしまう可能性もあります。